旅行先での食事と言えば
国内旅行に行ったときの夕食と言えば、旅館に泊まった場合には、旅館の夕食と言えばこれと誰もが思い描ける、定番の料理が並んでいると思われます。
天ぷらに刺身、茶わん蒸しに一人用の鍋など、たくさんの品数がありますが、頻繁に国内旅行に出かけて旅館に泊まっている人なら、特に新鮮に感じなくなってしまっているのではないでしょうか。
そのため、旅行に行くならあえて食事なしプランで宿を取り、地元で人気のある居酒屋に行ってみるのがオススメです。
地元の人たちが大勢集まるということは、その土地ならではの新鮮な料理が食べられる可能性が高いでしょう。
旅行者にとっては珍しいものの、地元の人にとってはあるのが当たり前の郷土料理がメニューに揃っていることもよくあります。
郷土料理が食べたいと専門店を探して回るのもいいですが、居酒屋に行けば他のたくさんの料理の中に、郷土料理もちゃんと見つかるということが多いのです。
そのため、事前に旅行先で人気のある居酒屋と、そこで出しているメニューを調べておくといいでしょう。
おすすめのお店:
https://www.makamaka-group.com/
地元の酒が楽しめるのもうれしい
その土地で作られてきたお酒のことを、地酒と言います。
江戸時代、灘と伏見という二つの酒造りの名所で作られた酒以外は、すべて地酒として格下に見られていましたが、昨今、この地酒こそがおいしいとして、あちこちに有名な銘柄が見つかっています。
もし旅先に有名な地酒があるのなら、居酒屋に行けばきっと飲むことが出来るでしょう。
一升瓶ではとても高くて買えないという銘酒でも、徳利一本なら予算内でおさまるかもしれません。
手に入りにくいからプレミア価格になっている地酒も多いため、地元では正規の値段で販売されていることが多く、居酒屋でも手ごろな料金で味わえたというケースがよくあります。
地元の人たちに交じるのも楽しい
居酒屋で地元の人たちを前にして、旅行で来ましたとわざわざ告げる必要はありません。
何らかのきっかけがあって話しかけられたら、答えるくらいでいいでしょう。
それよりは、地元の人たちが居酒屋でどんなふうに楽しんでいるのかや、どんな会話をしているのかを、おいしい料理とお酒を味わいながら観察する方が興味深いと言えます。
特に都市部からは遠く離れた、その土地ならではという特徴が強いところへ旅に行った時には、居酒屋で食事をすること自体が旅行先を満喫する時間になります。
おいしい料理を味わいながらの観察は、さぞやおもしろいものになるのではないでしょうか。